とたいまにあ

こつこつマイラー 台湾と旅の記録

紫藤盧 Wistaria Tea House

台北市内でのんびりと台湾茶芸を楽しむ。

大安森林公園から近いこのお店、予約しておいたほうが良いです。毎度そう思います。

某小籠包のお店のようにワイワイ並んでるようなところではないのですが。サラーっと満席になってるんです。へいりーはホテルの人に頼んで予約してもらったりしますが、たぶん英語?もしかしたら日本語でも大丈夫そう(あくまで予想です…)

一歩中に進めば、昔懐かし昭和感あふれる建物。庭にはお池。友達のお家に遊びに行くと池にウジャウジャ錦鯉がいて”大好きなスイミー~よく食べるスイミー~”・・とあのCMが流れ出す。そしてだいたい犬はスピッツ、といった記憶が蘇る(年齢層によりますが…)そんな茶芸店です。

さて、店に入ると茶器やお茶がかわいらしく並んでいます。スタッフはセンスのいい雑誌に出てきそうな素敵な小姐(おねえさん)。ここではランチも提供しているのでお昼前後はそれ目当てのお客さんがたくさん。

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畳の部屋は靴を脱いでリラックス。

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テーブル席もあります。小物の一つ一つにワクワクします。

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お茶を注文すると一回目は小姐が説明をしながら実演。この時は簡単な英語で解説してくれました。

茶葉をお湯で洗う、器を温める、茶葉をふやかす、注ぐ、捨てる?、臭いを楽しむ、飲む?、二回目は10秒長めに??????あ?そうだっけ?

やることが多すぎて、言語の理解力以前に記憶力のほうがダメすぎ。まあ検定試験じゃないんで、ワイワイあーだこーだ言いながら楽しみましょ。

台湾茶の湯呑はプチサイズなのでちょこちょこお茶を入れては飲む。茶器の近くに座ってしまったら結構忙しいのです(笑) グループで行く人はガサツな人をそこに座らせないように気を付けましょう。

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プチモデルプラン

中正紀念堂永康街でランチ~大安公園を散歩してティータイム

お茶を二回三回と味わうとあっという間に時間が過ぎます。

ここでは90分くらいの滞在を見込んでおくといいと思います。

Google マップ

剥皮寮 ~龍山寺

パッケージツアーの市内観光などで定番の龍山寺ですが

そこからわずか数分のところに、インスタ映えしそうな(投稿したことないけど..)おすすめ撮影スポットがあります。

龍山寺の正面右手にテクテク歩いて見えてくる交差点、まさにその一角。

 

”剥皮寮”

 

極めて陰湿ないじめでもあったんだろうか???という意味深な名前のこの場所。

そういうところではありません。

清の時代あたりに、中国から運ばれてきた木材の皮を剥いだりしていた場所だったそうで。

100年前くらいには小学校だったのがあまりに広い敷地だったためか、いつしか商店が並ぶようになったんだと。

現在は商店はなく、ノスタルジーあふれる建物が一部を除いて一般公開されています。

隣接する台北市郷土教育センターは入ったことないのですが、こちらもなかなか撮りがいのあるところらしいです!

入場無料でしばしばコスプレやウェディング撮影なんかもやってたり。

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その一角のアーケードからしていい雰囲気

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上階には上がれないようです

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中庭?

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絶賛上映中 ではありません

保存のための補強がしっかりと。

 見学時間:20分~(エリア自体は広くないので撮影時間によって...)

Google マップ

 

大渓老茶廠

f:id:egg580:20180426225104j:plain「美しすぎるお茶工場」で最近知名度がアップの大渓老茶廠。美しすぎる、ってどうも流行りの表現に乗っかりすぎな気がするけど・・・

外から見るとなんてことない、ちょい昔にあったがっこうのような外観。

 

大渓老街から10kmほどのこのスポット、大渓観光の定番コースとなりつつあります。

とはいっても大渓自体が、日本人旅行者にはまだそれほどなじみがないので、へいりーが行った時には日本人遭遇率1%あるかないかといったとこでした。

 

ザックリと解説。

1899年に三井合名会社が大渓に茶畑をつくりました。後の1926年その広大な敷地に「角板山製茶工場」を建設。これは後に日東紅茶のブランドとなります。

日本の統治時代の後、台湾の官営、その後民営化されましたが、1995年には製造を停止しました。

2010年大渓老茶廠という新たな観光スポットとして再建されました。

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工場内部一階は紅茶やカラフルなお茶缶、お菓子などを売るショップ。

カフェもあります。

2階は当時のお茶製造の工場内部!これがまたいい。展示が詰め込まれているわけでもなく、ただ”ここでお茶作ってました”ってそれだけなのに、実に居心地の良いことよ。

インスタ女子じゃなくともパシパシ撮りたくなるはず!

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工場の設計は日、台、英方式だそう。

通気のための窓がなんとも素敵・・・ 

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入場料 NT100元/人ですが、中でのお買い物がその分割引になるので実質無料に出来ます。

 

桃園空港から約50kmに位置します。大渓老街からは10kmほど。

 

ここを組み込んでチャーターなどで日帰りツアーアレンジするなら

湖陵寝~旧百吉隧道~大渓老茶廠~小烏来天空歩道~石門~大渓老街

など。

 

公共交通機関利用の場合スタートが桃園駅近くの桃園バスターミナルから。

(高鐵の桃園駅ではありません)

 

台湾好行バス小烏来線乗車。大渓老茶廠バス停下車

https://www.taiwantrip.com.tw/bustime/search

北埔老街 水井茶堂

北埔老街では”擂茶”という、胡麻穀物、ナッツなどから作るお茶(?)が有名で、これを自分で作る体験ができます。

入口からしてワクワクしますねー

日本人にはなかなか遭遇しない北埔なので日本語サービスばっちりとは行きませんが、心配無用。お店の気さくなお姉さまが身振り手振り、たまに日本語で説明してくれるので大丈夫。というかこのDIY すり鉢に投入された先ほどの粒々類を、ひたすら擂(す)る、というもの。とにかく体力勝負!

お姉さまの許しが出るまでとにかく擂る。時々通るお姉さまに「どうでしょか?」的な目線送ると「まだよーまだまだ(笑)」的リアクション。そしてひたすら擂る!

すりこぎ棒なぞ手にしない現代人、手にマメでもできるんじゃないか?なんて考えてるうちに、お姉さま再び登場。手に魔法瓶(うー懐かしい・・)

しかしすり鉢のなかは、もうなんというか・・泥にしかみえない謎のペースト。

そこにジャボジャボジャボーとお湯を注いで仕上げにかかるお姉さま。

用意された器にはポン菓子みたいな粒々が入っていて、すり鉢の中身を注いでいきます。

器には竹の匙。なーるほどこれは“飲む”と“食べる”の中間のやつです。

想像がそのまま当てはまる安心な味。私はこういう寄り道の少ない食べ物が好きです。

とにかく身体に良さそう(笑)

DIYじゃない普通に出してくれるものもあるのですが、せっかくなので是非ちゃれんじを。

擂って飲んで 滞在時間 30分~

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やたらに補修しない感じのタイムスリップ感

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中に入ると・・家族の写真なのかな?なんだかほのぼのします。

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↓擂ってる時の映像が行方不明なので、お姉さま登場後からです。

www.youtube.com

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北埔老街

北埔老街台湾新幹線 高鐵”新竹駅”から車で40分程の山間の街です。

新竹は桃園からは一駅。10分ほどです。新幹線ありがとー!

現在は主要な駅などから”台湾好行”台灣好行旅遊服務網というシャトルバス運行があってとても便利になりました。

台北からチャーターなどでワンデーツアーなら新埔のスポットThe One~北埔~観光農場(季節による)などと合わせて行くなど。

桃園から新幹線+バスの短めツアーなら新竹市内観光と合わせて。

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台北から行く老街といえば、観光地化が進んでいるところが多く、浅草の仲見世商店街なんかを思い浮かべたりするのですが

こちらの北埔はなんともローカル感がありのんびりした老街です。

メインストリートはさすがに観光客向けに食堂やお土産やさんがありますが、少し裏に入っていくとなんとも風情のある路地が続きます。

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ここは客家(はっか)人と呼ばれる客家語を話す漢民族の人たちの集落ということで、客家料理など独自のものが見られます。

週末などでもちょっと通りを外れるとこんなのんびりした感じ。

擂茶体験と街歩き(食事別) 所要時間90分~

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youtu.be

板橋 林本源園邸(林家花園)

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台湾にも板橋があるんですね。バンシャオと読みます。

こちらは林本源園邸

実際にはMRT板橋駅より府中駅(これもなじみのある名前!)の方が近いかな。いずれからも徒歩10分ほどのところにあります。

以前は入園料無料だったのですが、いつからか80元の入園料になってました。

それでもいいのです。ところどころ補修だのメンテナンスにはお金かかるだろうに無料だなんてー保存は大丈夫なの?と思っていたので、ある意味安心しました。

80元以上の見ごたえです。まだ団体客の少ないこちらは、のんびりと観覧するのに最適。存分に癒されちゃいましょう。

ザックリいうと大陸から渡ってきた林家一族が困難を超えて財を成し建てた豪邸。現在総面積は6054坪。全盛期には17311坪もあったとか。

ちなみに東京ドームが約14000坪です。なんてこった!

園内平坦でないところが多いのですが、一部にはスロープなどバリアフリーの努力もされています。

隣接する建物には今も一族の方が居住されているとかで、完璧に観光地化されていない雰囲気も魅力的です。

見学所要時間だいたい40分~

https://goo.gl/maps/msxxaKqsVqq

f:id:egg580:20180418200856j:plain池に突き出したステージ。近所にあったら月夜にミニライブでもしたいなー

f:id:egg580:20180418201055j:plain計算してこの形状なのか偶然の産物か??

f:id:egg580:20180417152337j:plainこれ!檻というかケージというか・・何を飼うの?想像力をかきたてる・・

桃園空港から台北までの中間にあるので、空港から車をチャーターして鶯歌~三峡~板橋~台北など。

 

板橋立ち寄りスポット 

  • 公有黄石市場 日中から賑わっている市場。いまだ未チャレンジの邱家肉羹油飯など魅力的な食べ物有!
  • 逸馨園書香茶坊 だらっと休憩したい人向け。地元の皆さんがのんびりお茶を飲んでいました。観光客向けではなさそうなものの、席は池を取り囲む贅沢な?作り。内容的には詰めの甘さがゆるゆるファミレス??建物の雰囲気はいいんですー(笑)  

旅の記録と記憶を整理しようと思った日

こんにちは

へいりー です。

ブログ 久々に書き始めます。

ちょっと離れてたスキにいろんな機能ができて、随分便利になっちゃったようで

相当疎くなっている自分に愕然としながらも

台湾小ネタをそろそろまとめなくては!とか言いながらの脳トレブログ

 

自称 渡台マニア 

ほとんどが自らの練りこんだ?プランでの旅なのですが

旅のわくわくクライマックスは なぜか 出国手続きの瞬間 

 

毎度早々に気持ちのピークを迎えちゃうんですが

その分 旅自体はまったり??のつもり

と言いながら、だいたい同行者からは

“密度が高い!”

“最後に足つぼマッサージ入れて!” と言われがち

 

ともかく地道に情報増やしていきます。

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林本源園邸(林家花園)